Python | 変数および文字列操作の基本
公開日:2021/5/19
Pythonでの変数の扱い方,変数の型や連結,文字列の抽出方法を以下に記す.
◆実施環境
Python 3.8.8
■変数
Pythonでは様々な値を変数として扱うことができる.変数に値を入れる際,数字はそのままでよいが,文字列の場合には以下のように「""」(ダブルクォテーション)もしくは「"」(シングルクォテーション)で囲む必要がある.数字を文字列にしたい場合にはダブルクォテーションかシングルクォテーションで囲む.
animal = "dog"
bird = 'duck'
age = 10
num = "20"
print(animal, bird, age)
■実行結果
dog duck 10 20
■type関数
type関数は,変数の型を判定することができる
print(type(animal))
print(type(bird))
print(type(age))
■実行結果
変数"animal"と"bird"はstr型,"age"はint型であることが分かる
<class 'str'>
<class 'str'>
<class 'int'>
<class 'str'>
■変数の連結(“+";足し算,"*":掛け算)
str型とint型を連結することはできない.文字列と数字を連結させるには,数字を文字列にする必要がある.
print(animal + bird)
print(bird + num)
print(animal * 5)
print(age * 3)
print(num * 2)
■実行結果
int型の"age"は10*3の計算がされているが,str型の"num"は"20″が繰り返される.
dogduck
duck20
dogdogdogdogdog
30
2020
■文字の抽出(“[]":角括弧)
文字の抽出には"[]"を利用する.特定の変数の1番最初の文字を出力する場合には"[]"に"0″を入れる.以下では変数"bird"に入れた"duck"に対する文字の抽出をする.
print(bird[0])
print(bird[-1])
print(bird[:2])
print(bird[1:3])
print(bird[2:])
■実行結果
“[]"に"0″を入力すると文字列"duck"の"d"が抽出される.マイナスは後ろから数えた文字が抽出される.":"(コロン)を利用すると真ん中の値も抽出することができる.
d
k
du
uc
ck
以上