Python | セイウチ演算子の使い方
公開日:2021/5/23
Python3.8以降では,変数の代入と変数の使用を同時に実行できるセイウチ演算子(walrus operator)を利用することができる.以下にセイウチ演算子について説明する.
◆実施環境
Python 3.8.8
■セイウチ演算子の作成
セイウチ演算子は,セイウチのように見える記号":="を利用する.":="が使用される論理式には丸カッコ"()"が必須となるので注意が必要である.
# 1の処理(通常のif文)
i = 5
if i > 3:
print('3より大きい')
# 2の処理(上記1の処理をセイウチ演算子を利用して変換)
if (i := 5) > 3:
print('3より大きい')
# 3の処理(セイウチ演算子を利用したwhile文)
i = 0
while (i := i+1) < 4:
print(i)
■実行結果
# 1の結果
3より大きい
# 2の結果
3より大きい
# 3の結果
1
2
3
以上